よもぎ茶
よもぎ茶の効能と作り方
よもぎは昔から薬草として重宝されてきました。
よもぎもちとして春の風情を楽しむこともあります。
お灸に使われる艾(もぐさ)もよもぎが主成分です。
飲んで良し、食べて良し、燃やしても良し。
<効能等は非常に多いため、一番下に記載しています。>
よもぎ茶の作り方
よもぎを2、3cmに切り陰干しします。
風通しのよいところで乾燥させます。
綺麗に乾くとパリパリになります。
さらに弱火で煎ります。
これで完成!
乾燥剤と一緒にお茶筒で保管しましょう。
よもぎ茶の入れ方
特別な事はありません。
急須に適量入れて、熱湯を注いで飲みます。
よもぎの香りを楽しみましょう。
【もっと簡単に】
摘んできた新鮮なよもぎを水洗いし、そのまま水から火にかけて煮出します。
煮出したよもぎ汁は冷蔵庫に 保存しておき、必要な時にお湯で割っていただきます。 煮出した汁は長期間保存は出来ま せんので早めに消費するようにしましょう。
少し苦みが出ますが、効能は同じです。
「よもぎ」として検索すると結構お値段の張るものですが、田舎の道ばたにいくらでも生えている野草です。
そして僕の近くの農家さんは「ただのしつこい雑草」と嫌っている植物です。もし摘む場所があるなら詰んでみましょう。
ただし、よもぎを摘む場所は選びましょう。よもぎ専門の農家さんもあるので知らない土地で勝手に採ってはいけません。
僕の住んでいる地域の人なら「いくらでも採って帰ってくれ!なんなら根っこから引っこ抜いてくれ!」と言われると思います(笑)が、大事に育てている地域もるハズです。
勝手にとってはいけない理由は他にもあります。
犬の散歩道ならオシッコがかかっている場合がありますが、それよりもっと怖いのが
除草剤が撒かれている場所があるということも知っておきましょう。
「摘んで良いか」「除草剤が撒かれていないか」を地元の人に確認しましょう。
朝露に濡れているものを午前10時頃 までに摘むのが効能が大きいようです。
<以下、効能等のよもぎのデータです。>
植物データ 学名 Artemisia princeps 科目/属名 キク科 ヨモギ属 多年草
開花期 9〜10月
薬草としてのデータ
生薬名 ガイヨウ
薬用部 葉
採取時期 5〜7月 調整方法 日干しにする。
主要成分
・タンニン(過酸化脂質の生成を抑制する) (アレルギーに関与するヒスタミンの発生を抑制する)
・葉緑素クロロフィル(血液の浄化、血液をサラサラにする 作用 、抗アレルギー作用、殺菌作用、体の免疫を強くする インターフェロン増強作用など)
・βシトステロール(血液の浄化作用)
・カフェタンニンスチグマステロール
・サポニン
・α-ピネン
・カンフェン
・コリン(動脈硬化の抑制)
・ミリセン
・パラシメン
・テルピネン
・シネオール(精油)
・アルテネッシアケトン
・セスキテルペノイド
・フラボノイド
・クマリン
・ツヨン
・ヨード(ガンの予防)
・パルミチン酸
・ビタミンA(目や皮膚によい)
・ビタミンB1
・ビタミンB2
・ビタミンC(血管強化)
・鉄
・カルシウム
・リン
・インテューサー(インターフェロンを 増やす物質) 効果/効能 止血、火傷、かぶれ、健胃、下痢、肩こり、腰痛、 リウマチ、痔、神経痛 備考 利用分野 健康茶
・止血
・かぶれ
・健胃・・・シネオールの作用
・下痢
・肩こり
・腰痛
・リウマチ・・・シネオールの作用
・痔
・神経痛
・抗アレルギー
・アトピー性皮膚炎の予防
・冷え性の改善・・・シネオールの作用で身体が温まります。
・貧血改善
・貧血解消・・・シネオールの作用
・血液の浄化作用(クロロフィル)
・血行促進
・新陳代謝の促進
・糖尿病の予防
・ストレス対策・・・シネオールの作用
・心臓病の予防・・・シネオールの作用
・ガンの予防・・・:血液中のインターフェロンが増加する。
・高血圧の予防
・育毛効果
・動脈硬化の予防
・心筋梗塞の予防
・ダイエット効果
・老化防止
・認知症の予防(ボケ予防、痴呆症予防
・シミ対策
・美容効果
・ダイエット効果 /美肌効果・・・血行が良くなり新陳代謝 が促進されるので美肌効果がある。余分な脂肪や 老廃物を体外に排出する働きがある。
・アンチエイジ・・・タンニンの作用で過酸化脂質の生成を 抑制し老化を防止する。
薬草・漢方
○ 青汁
○よもぎ料理・・・よもぎ餅、よもぎパン、よ もぎ団子、よもぎ粉、よもぎまんじゅう、よもぎうどん、 よもぎ菓子など豊富です。 薬草酒・薬用酒
○よもぎ酒 入浴剤