しあつやのブログ

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骨粗鬆症とは

簡単に言うならば骨粗鬆症骨がスカスカの状態になることです。

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骨がスカスカの状態になってしまうとちょっとした力でクシャッと潰れてしまいます。

イメージするならシロアリに食われた柱とか麩ですね。

 

本来キッチリと詰まっているはずのものが何故スカスカになってしまうのでしょうか?

それは、人が本来持っている代謝(たいしゃ)によるものです。

 

代謝とは、古くなった細胞を壊して新しい細胞を作るという活動のことで、人間は常に新しい細胞と古い細胞を入れ替えています。

爪や髪が伸びるのも代謝と言えます。

 

普段感じる事はありませんが、骨も常に新しく作られています。

しかし爪や髪のように骨は自分で切る必用はありませんよね。

それは骨は自分で余分な部分を削り取る機能が付いているからです。

 

骨の中には、骨を新しく作る細胞「骨芽細胞(こつがさいぼう)」と、古くなった骨を壊す細胞「破骨細胞(はこつさいぼう)」が一緒に存在します。

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この、骨芽細胞の働きが弱くなっている場合でも破骨細胞は仕事を中断しませんからドンドン骨を壊します。

あるいは、骨芽細胞が正常に機能している場合でも破骨細胞がそれを上回ってドンドン壊していく場合があります。

いずれの場合も破骨細胞が骨をスカスカの状態にしてしまいます。

これが骨粗鬆症の原因です。